アメリカに住んでいるのが長かったので、どちらかというとサッカーより野球の私。
アメリカのプロサッカーリーグ、MLSをの試合を何度か見に行ったことがありますが、観客はヒスパニックの人が多く、席は基本ガラガラ。その代わり、食べ物が安かったり、Tシャツやキャップなどをくれる日があったり。そして、ゲームの合間や前後のエンターテインメントがとっても充実しています。しかもすごいいい席でも安いので選手を間近で見ることができるのも利点。
でもやっぱり盛り上がるヨーロッパでサッカーが見たい!そして、やっぱりバルセロナに住んでいるからにはバルサが見たい!コロナもあってまだまだどうかな?と思っていたところ、カタルーニャ州住民のディスカウントがあったので即決。34€が20€くらいになりました。席が結構余っていたりするとこういうキャンペーンをするのでしょうね。
もうすでにレアル・マドリードのリーグ優勝が決定しているのですが、バルセロナは2位をかけて、セルタと対戦。
自転車をスタジアムから徒歩5分くらいのところに停めて歩いていくと、スタジアム近所のバルは激混み。バルサの旗が並びいかにもスタジアムのすぐ近くという雰囲気です。
一応事前にスタジアムのルールを調べて行くと…
アルコールの持ち込みは不可
水などの飲み物は蓋なしで500mlまで
マスク着用義務あり
アルコールの販売はなし、かつ販売ブースでのみ飲食が可能で、座席での飲食は不可
旗は最大80㎝四方までは可
ほんとか?と思うものも。とりあえず、試合開始が夜9時半とかなり遅いこともあり、事前に軽く食べて、近くのスーパーで500mlの水を買って持参しました。
スタジアムのエリアに入るのにまずは荷物検査。
「ペットボトルは開栓して、キャップはこのごみ箱に捨てて」、と言われ一瞬目が点…アメリカだとアルコールをペットボトルに持ち込んだりする輩がいるので、逆に「開栓していないもの」なのですが… 蓋を取って匂いを確認するため?蓋がないとすぐ飲み切るから一杯スタジアムで買ってもらおうという作戦?投げたときにけがを避けるため?なんでしょうね。
一時間前くらいに到着したので、まずスタジアムのまわりを周りを一周してみました。結構早くきている人多いです。
正面はガラス張りでキレイに見えますが、結構古いスタジアム。
音楽あり、声援ありで盛り上がっていました。
町中にもオフィシャルショップはありますが、一回も入ったことないのでちらっと覗いてみました。
ぐるっと周っていたら、ラッキーなことに生ハムサンドイッチを無料で配っていて良い腹ごしらえに。
そして入場!自分の席のある入り口から入り、階段をずーっと登って行くと… この眺め!
思っていたよりフィールドが遠くなく安心しました。
マスク着用とルールに書いてあったのに誰もしていないという…。結構席は空いていたので、マスクなしでも気になりませんでした。きっと古いルールを消してないんでしょうね。座席は6-7割埋まった感じでした。バルサでも空いてるなんてことがあるのがびっくり。メッシもいなくなったし、インフレもあるし、アジア人の観光客が少ない影響もあるんでしょうか。
そして、試合開始!
バルサがゴールを決めると大歓声。でも思ったよりみんな静かに観戦していました。発煙筒が上がったりは昔の話なのか、ラリーガは規則が厳しいのか?スタジアムが振動するほどの歓声を期待していたのでちょっとイメージと違いました。
そして、みんな何も食べたり飲んだりしている様子はなし。確かに席での飲食は不可って書いてありましたが、売店で食べ物は売ってるし、だれもチェックしていないし… あと、アルコールは売っていないということでしたが、ビールらしき人を持っている人がいたので、ハーフタイムに売店を見に行きました。
やっぱりすごい値段!写真にビールと思しきものが映っています。
飲み物のチョイスが書いていなかったのでお隣に行ってみました。ところが次の売店が遠い!50メートルくらい?しかもサンドイッチやホットドックくらいしかないよう…。
そして謎が解けました。ビールはビールでもノンアル・ビールのみ販売していました。アルコールがあると大変な騒ぎになるんでしょうけど、スポーツ観戦にビールがないのは寂しいような…売店数もぐっと少ないし、もともとみんなあんまり飲食しないのでしょうか?アメリカでは飲みまくり食べまくりですが。
後半開始。
着実に点を入れていくバルサ。気持ちいいです。すると、Ronald AraujoとMemphis Depayの二人が頭突きし合い、担架二台出動。結局Araujoが救急車で病院に運ばれていきました。脳震盪で大事を取って一泊入院したようですが問題ないようです。
これで後半ロスタイムが11分で、試合終了はほぼ夜中。
やっぱり、バルサ強し!しかも得点が入る試合で面白く、救急車やレッドカードとかなりいろいろな出来事ありでした。
エンターテイメント性が高いアメリカのスポーツと比べると、純粋にスポーツを観戦するという要素が大きいなと思いました。ほんとしらふでスポーツ生観戦なんていつ以来?
ただスタジアムの外での過激なファンが問題になっているらしく、この日も違法薬物所持やナイフ所持などで逮捕者が10人以上でたそうです… 試合前スタジアム前の公園で発煙筒が上がっていたし、トラブルを求めている輩はある程度いるようです。
機会があればまた試合に行ってみてもいいかな。
励みになりますので、是非以下ブログランキングサイトのクリックをお願いします!
↓ ↓ ↓
Commentaires