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その数欧州一、ラトビア・リガのアールヌーボー建築がすごい!

更新日:2022年11月3日

ラトビアのリガはリガ歴史地区として世界遺産に指定されていますが、どちらかというと旧市街より新市街の街並みのほうがとっても素晴らしいです。


アールヌーボ建築が特に素晴らしく、新市街のあちらこちらにあります。そして、旧市街のすぐ北に観光局が指定するアールヌーボ建築エリアがあり、そこに行けばいくつか代表的な建物がまとめて見れます。これらアールヌーボ―建築も世界遺産の一部だそうです。


アールヌーボー建築はバルセロナ(モダニズム建築)、プラハ、ウィーン、ブリュッセルなどなどいろいろな都市で見られますが、これほどの規模は正直初めて見ました。


なんと、英ガーディアン紙によるとリガのアールヌーボー建築は700以上にのぼり、欧州の都市で一番多いそうです。欧州一だったら多分世界一でしょうね。


さてまずはアールヌーボー建築エリアから。


Strēlnieku iela 4A(ielaはエストニア語で「通り」の意)にあるロースクールや経済学部が入った大学の建物。水色がキレイで装飾もかなりごてごて。建築家Mikhail Eisensteinによるもの。他の建物↓も見ると分かりますが、彼の建築は凄いインパクトがあって圧巻!すっかりファンになりました。



すぐお隣、Alberta iela 13にある建物で、円筒部分の顔の表情がなんとも言えないです。これもMikhail Eisensteinによる建築。


Alberta iela 2aにあるアパートメント。玄関の左右にはスフィンクスのような像も。またまたMikhail Eisensteinによるもの。


同じくAlberta isla 4にある、これもMikhail Eisensteinによる丸い窓が印象的な建物。


これも同じくAlberta islaにある建物。


ここは交通量が比較的少ないせいか、窓にこんな方たちがいました。二匹いますが見えますか?丸いアールヌーボーの窓とネコなんて良い組み合わせ♪


とってもフレンドリーなネコも。


Elizabetes iela 33にある建物。



Elizabetes iela 10Bにある、1903年に建てられたこれもMikhail Eisensteinによる建築。この建物は、てっぺんの左右にある顔がとっても印象的、というか怖い!


その他にもこの辺りには印象的な建物が多数ありました。個人的には一番下のドラゴンのファサードが好きです♪


アールヌーボー建築エリア以外の新市街でもいろいろあります。


Ģertrūdes iela 10にある 1903年に建てられた、建築家ShellsとShaflesによる建物。いろいろな顔があって面白いです。


黒っぽい建物もチラホラ。



新市街にある泊まったホテルの内部はこんな感じでした。手すりや壁に描かれているデザインもアールヌーボーでいいです。


そして旧市街でも。


通称「猫の家」と呼ばれる旧市街のMeistaru iela 10/12にある建物。てっぺんに猫がいるの見えますか?なんでも、この建物を建てた商人が地元ギルド(リガ市という説も)と喧嘩をしてその腹いせに背中をアーチ状にして怒っているネコのおしりをギルド(或いは市庁舎)に向けたとのこと。そしてのちに頭がギルドの方向に向くよう変えられれたとのこと。


こちらも旧市街のSmilšu iela 8にあるスイス大使館の入った建物。ディテールが素晴らしい!


Tirgonu iela 4にある建物。


他にも装飾が控えめな建物や写真を撮る気力がなかったのが結構あり、軽く200以上のアールヌーボーの建物を見たと思います。とにかく隅々まで歩くとびっくり!


なかでもMikhail Eisensteinの建築物は必見です。


これらアールヌーボ―建築に混じって木造建築の建物があちらこちらにあり独特の雰囲気を醸し出しているリガの新市街。木造建築に関してはまた次回に。


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