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マヨルカ島への旅①:コロナ禍での準備編

更新日:2021年3月7日

そろそろバレンシアにも飽きてきたのと、コロナの状況が日に日に悪化していていつロックダウンが来てもおかしくないということから、急遽マヨルカ島に行ってきました。またしばらくは日本からだけでなく、スペイン本土からもいけなさそうな気配がしますが、コロナ禍の旅の準備について書きたいと思います。

行き先の決定!

スペインのバレンシア州は他州に比べると人口10万人当たりのコロナ感染者が比較的少ないため、国内旅行はあまりリスクのあるところは行きたくないというのが条件でした。近場で行ってみたいと思っていたクエンカやテルエルなどはかなりリスクが高い状態で、バレンシアと同等かそれ以下というとカナリア諸島とマヨルカ島やイビサ島などからなるバレアレス諸島のみ。カナリア諸島は思ったほど気温が高くなくビーチで泳ぐという気候ではなかったことから、近場で航空券も安かったバレアレス諸島のマヨルカ島に決定しました。地図で見てみると距離的にはマドリードに行くより近いことにびっくり!


コロナ禍では1週間後には状況ががらっと変わっている可能性が大なので、2日後のフライトを予約しました。帰ってきてからさらにコロナの状況が悪化していて、各州も州境閉鎖措置を取り始めていて、やっぱり直前に決めて良かったと思っています(この記事を書いている途中にバレンシア州も州境閉鎖となりました…)。


マヨルカまでの交通手段

バレンシアからは飛行機とフェリーのオプションがあります。


フェリーは、BaleariaとTrasmediterraneaというフェリー会社2社がバレンシアとマヨルカのパルマの間を運航していますが、所要時間は8~9時間で、運賃も一番安い席で往復100ユーロを軽く超えちょっと高め。しかも行きは夜行になってしまうので、安い席だとちょっと体力的に辛そうです。バレンシアの他、バルセロナやバレンシアの南のDéniaからもフェリーが出ています。バルセロナからは6時間半~7時間45分ほど、Déniaは5時間ほどのようです。コロナ禍の今は大体どちらの会社も1日1便ほどです。


飛行機はフライト時間40分で、平日便で1週間ステイほどだと込み込みで往復14ユーロから、なんていうのも!Vueling、RyanAir、AirEuropaなどがバレンシアから飛んでいます。Vuelingを利用しましたが、特に問題もなく、手荷物も 最大55x40x20 cmを10キロまでの一つ、35x20x20 cmまでの小さい荷物一つと空港で買った品の3点まで可能です。Ryan Airはこれよりも厳しかったので迷いました。各社、手荷物などのポリシーが異なるので荷物がある人はきちんと調べた方がよいでしょう。バレンシアのほかにもスペインのメジャー都市やドイツ、イギリスの各都市などからもたくさん便がでています。


事前の手配

今回は、州都のパルマ観光とレンタカーで自然を楽しむのが目的。10月下旬なので最高気温は23~26度ほどとビーチはあまり期待はしていなかったのですが、もし気候がよさそうならビーチ、さもなけばパルマでプールのあるホテルにありつければいいかなという感じでした。


とりあえず、出発前にレンタカーの予約、最初と最後の日の宿泊の確保をし、残りの宿泊は状況を見て現地で探すことにしました。


コロナ禍なので基本的にどこも空いていますが、宿泊に関しては閉まっているホテルも結構あるので、意外とオプションは多くはありません。ビーチであればシーズンを過ぎて閉まるところもあるでしょうが、パルマ市内でも結構閉まっているホテルがありました。ただ、そこまで大きな島ではないため、レンタカーがあれば島の反対側のホテルであっても移動はそれほど難しくはありません。コロナ禍で直前にキャンセルができるホテルが随分増えましたが、全てのホテルがそうしているわけではないので、予約時にはキャンセル・ポリシーを確認するのがベストです。



レンタカーは、どこの会社もカウンターを減らして営業しているので、便が到着するとカウンターが多少混みますが、駐車場には車がびっしりと停まっていてかなり持て余しているようでした。空いているコロナ禍でも時間を有効に使いスムーズにということであれば、事前に予約した方がいいと思います。カウンターまでバスで行くレンタカー会社はバスの待ち時間が長いと聞いたので、ターミナル内にあるいわゆるレンタカー版LLCのGoldCarという会社にしました。ターミナル内の会社にしたのは良いチョイスだったと思います。ところが、やっぱり安い会社は事前に知らされていない隠れチャージやデポジットが多く、チェックインしてびっくり!結局、高いアメリカ系の大手とほとんど変わらないのではという感じでした。


空港からパルマ市内に行く場合の公共交通機関

空港からはローカルバスの A1 が旧市街の周りをぐるっと周ります。所要時間は12-20分程度で、コロナ前は15分に1本ほどのようでしたが、現在は30分に1本の運航ということでした。往復で買うと8ユーロ、片道5ユーロで、空港のバス停に自販機が置いてあります。

オフィシャルサイトの時刻表はあっていました ( http://www.emtpalma.cat/ca/inici )。


注:コロナ禍でいろいろと流動的ですので、フライトや現地情報がガラッと変わる可能性があります。ご注意ください。


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