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バレンシアからの日帰りにおすすめ:フォトジェニックなお城のあるXàtiva!

更新日:2021年11月23日

バレンシアの北駅から近郊電車Cercaniasで南に40分のXàtiva。昼間は30分間隔に電車があるので便利です。車でも同じくらいの所要時間です。電車の車窓にはオレンジ果樹園が広がります。


街の目抜き通りは道全部をカバーするくらいの大きな並木が爽やか。テラス席があちこちに並び意外と垢抜けていて、「ヨーロッパの観光地」という雰囲気。旧市街も歴史を感じます。今は田舎町ですが、ローマ帝国時代から栄え、その後も製紙産業や教育で知られていたそうです。それだけあって、Xàtivaはローマ法王を2名輩出しています。


旧市街からお城に行くには、そのままお城の見える山まで登っていきます。コロナ前は街中から機関車の形をしたシャトル(有料)があったそうですが、9月現在運航休止となっているので、手段は車か徒歩です。徒歩はジグザグの車道を登っていく(長いけど緩やかな道)か、フット・パス(短いけど急な道)を登っていくかのどちらかですが、行きはフット・パス、帰りは車道を利用してみました。観光案内所の人は旧市街から30分くらいで着くということでしたが、大体そのくらいでした。徒歩で登るととにかく途中の景色が素晴らしいです!大聖堂を含めた旧市街や、中腹の教会、巨大井戸、洞窟の入り口など、ところどころに見どころを紹介する案内板がスペイン語、バレンシア語、英語であります。


30分ほどでいかにもお城という感じの入り口が見えてきました!ちょっとテンションが上がります。入り口付近は比較的新しい建物ですが、お城自体は1000年頃にはすでにあったようです。


Xàtivaの街を望むとお城までどれだけ登ってきたのかが分かります。


そしてなんといってもこのお城の景色!


反対側からもこんな感じでとにかくフォトジェニックです。


Xàtivaはちょっと内陸になるので、夏はバレンシアと比べても気温が数度高くとっても暑いです。気温が一気に10度くらい下がったときを見計らって行きましたが、最高気温26度でも汗ぐっしょりになりました。お城についてからも登ったり降りたりが多く、城内はあまり木陰がないので注意。


それほど大きい街ではありませんが、お城だけでなく旧市街もキュート。バレンシア市内ではほぼ観光客は見なくなっていますが、ここではコロナ禍の平日でもスペイン人観光客がちらほらといました。町中などの観光名所には目立つところに説明があったり、観光局ではマップのほかにランチメニューの値段の載ったリストなどがもらえたりと、観光客にフレンドリー。バレンシアから日帰りにおすすめの街です。


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