バレンシアのお酒と言えば、Agua de Valencia。バレンシア名産のオレンジジュースを使ったカクテルで知っている方も多いかと思います。バレンシアの旧市街を歩くと多くのバーで観光客向けに外の看板にサングリアと並んで必ずと言っていいほど「Agua de Valenciaあります!」と書かれています。
その歴史は意外と新しく、1959年のこと、旧市街にあるCafe Madridで、バスクからよく訪ねてくるお客がいつも頼んでいたAgua de Bilbao(cava、カバのこと)に飽きたので何か違うのをくれオーナーに頼んだところ、オーナーは分かったと言って、Agua de Valenciaを思いつきで用意したそうです。それからバスクのお客たちは来るたびにagua de Valenciaを頼んで一晩中飲み続けたのだとか。それからしばらくの間は、少数のお客しかagua de Valenciaのことを知らなかったそうですが、1970年代になって街中に知られるようになったそうです。
そんな今では有名なagua de Valencia。レシピは至って簡単で、日本でも作れます!
材料:4人分
オレンジジュース 500ml
カバ(シャンパン、スパークリングワインでも可)500ml
ジン 60ml
ウォッカ 60ml
砂糖 大さじ山盛り3杯(ガムシロップ75mlでも可)
砕いた氷 適量
注)バレンシアでもお店によって分量はかなり異なるので、お好みに調節してください。オレンジジュースはお店によってはしぼりたてのオレンジジュースを使いますが、市販のものでももちろんOK。カバはキンキンに冷えてるものを使います。砂糖は溶けにくいのでガムシロップの方が良いかもしれません。オレンジジュースですでにある程度甘くなるので、砂糖を入れない人もいるようです。
作り方
まず、オレンジジュースにジンとウォッカを入れ、砂糖を入れよく混ぜます。
1. にカバをゆっくり注いてゆっくり混ぜ、氷を入れて出来上がり!
すぐ飲まない場合には、1を冷蔵庫で冷やして、飲むときに冷えたカバと氷を入れた方がベター。夏は氷をミキサーなどで完全に砕くとキンキンに冷えて良いです。
マリー・アントワネットと呼ばれるシャンパングラスに注ぐのがオリジナルだそうですが、普通のグラスでもワイングラスでもOK。マリー・アントワネットのシャンパングラスって、よくレセプションなどでグラスをピラミッド型に積んで一番上からシャンパンを注ぐのに使うグラスですね(↓)。
是非、お家で楽しんでみてください!
気にいって頂けましたら、クリックをお願いします!
↓↓↓