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大混乱、マンチェスター空港でもびっくり長蛇の列…

バルセロナからロンドンは、ロンドンのルートン空港の入国審査の列に並ぶだけで2時間半かかりました。


今回イギリスからの帰りは、マンチェスター空港からバルセロナまで。航空会社は行きのアイルランド系LCC、RyanAirではなく、スペインのLCC、Vuelingにしました。


イギリスからの出国は航空会社によっては3時間前に空港に到着するように促しているようですが、今回マンチェスター空港には2時間半前に到着。


航空会社のカウンターで30分ちょっと。


そしてセキュリティーの方に行くとなんだか列が長いらしいという話。これまたくねくね曲がっていて全体像が見えないのですが、列の後尾はチェクインカウンターの並んでいるエリアで、セキュリティ・エリアの全然手前。


FastTrackというレーンがあって、車いすなどのアシスタントが必要な人だけかと思いきや、なんでも最低5ポンドからで買うことができるようです。ただ買う人がある程度いるらしく、そちらも列ができていました。ターミナル全体で、FastTrackは2レーン、普通の列は2レーンと計4レーンとごく一部のレーンしか開いていなく、あとは全部閉まっていました。


なんでもBrexitとコロナが重なって人出不足。入国審査、セキュリティ、バゲージクレーム全てで遅れがでているとのこと。特にセキュリティやバゲージハンドリングはきつい仕事なので、今までは東欧からなどの人員に頼っていたよう。ところが、コロナ禍で契約が更新されず、多くの人が国に帰ってしまったりしたそう。今やBrexitでビザがないと働けなくなったので、その人たちが戻ってくることも難しいという…。そして今やどこも人手不足。


結局、セキュリティーの待ち時間は1時間半!アメリカのセキュリティーも一時期ひどかったですが、さすがに1時間半というのは記憶にありません…。


ゲートに着いたのは、定刻で扉が閉まる10分前。ただ少し登場開始が遅れていたのでまだ人々が列を作って並んでいました。乗り換えで急ぐことがあっても、空港2時間半前到着でこんな慌ただしいのは初めてでした。免税品店に寄る時間もなく、急いで給水所だけ探して飛行機に乗り込みました。


普通のゲートなのに、なぜか地上まで下ろされ、そこから歩いてタラップへ。


ところがみんな登場してから飛行機でまた40分も待たされました。なんでも、車いすの乗客を飛行機まで連れて来る乗り物を運転する人の人手不足で迎えが来ないとのこと。Vuelingの機長は、「私たちの航空会社のせいではないのでご了承を」と説明していました…


拍子抜けが、バルセロナに到着して、入国審査の列は1分、バゲージクレームは15分、ワクチン証明は0秒、税関は0秒と、20分くらいでさっと出てこれました。


ニュースでは、イギリスにおいて最低来年の頭までは同様の混雑らしいので、こんな感じだと当分行きたくないな…


先週あたりもロンドンのヒースロー空港が、「今の人員体制で全てのフライトを飛ばすことは無理。空港のサービスが混みすぎて乗客の安全が保障できない。」として、各航空会社にフライトを更に削減するように迫っているよう。ところが、エミレーツは「冗談じゃない」と、それに宣戦布告をしたのだとか。そして、近隣住民は到着が遅れた飛行機の夜中の騒音で大迷惑なのだそう。とばっちりは乗客だけではないですね。


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